株式会社山本不動産鑑定・山本司法書士事務所 > 記事コンテンツ > 住宅ローンの借換
住宅ローンの借換とは、今住んでいる住宅に住み続けながら、今の住宅ローンを別の金融機関と契約した新たな住宅ローンで一括返済してしまい、その住宅ローンを借り入れることです。住宅ローンの借換が有効な場合は主に二つあります。まず、現在の金利水準が今契約している住宅ローンの金利より低い場合です。このようなケースでは、新たな住宅ローンの方が今のローン金利よりも低くなることがあるからです。次に、現在の住宅ローンが変動金利や短期の固定金利選択型である場合です。この契約のままだ と将来金利水準が上がった際に返済額の負担が大きくなってしまう可能性がありますが、長期間の固定金利のローンに借り換えればそのリスクを回避することができます。現在の住宅ローンの返済が厳しいという方は、住宅ローンの借換によって状況が改善する可 能性がありますが、手数料などの費用もかかるため、借換時期によってはかえってデメリットの方が大きいこともあります。
住宅ローンの借換を考えている場合には十分に検討する必要があります。